Part 1 <典型的合宿編>
金曜 PM11:00 三重県のとある寺にぽつぽつメンバーがそろい始める。
「マイドー」「うぃー」「ひさしぶりぃいぃー」「腹減ったー」。 音出し後、合奏。「ロンドンっ子」でいきなりばてる。
土曜 AM1:30 布団をひいて寝る場所を確保したら、静かに速やかにしかし確 実に絶ぇっ対百発百中命かけても宴会開始。演奏会評論、他団体定期案内、演奏 会企画、楽器屋情報、上司の愚痴、下ネタ、と話題はつきない。3:00には寝る。
AM 7:30 起床係(がいるのです)、地をはうような目覚まし音、「朝やでー!起きてよー!」、 で起床。朝食後音出し。必ず口が腫れている。合流メン バーの到着とともに合奏開始。「pとf」その裏でバリチューセクション。お手 すきの方は個人練習とパンフの原稿修正。引き続き「ロンドンっ子」。
PM 12:30 おきまりの來來憲で昼食。名物トンテキは大人気。これを食べた いためにKFABに入団した人もいる。でかいの3人は必ず大ライスをとる。全 身ニンニク状態のため、裏切って他を食べることができない。もちろんトンテキ はデリシャス!ですよ。
PM 2:00 再び合宿所へ戻って合奏。「ボレロ」は全員参加のわりに個人 技が多く、練習方法で頭を悩ます。旋律の解釈でもめる。その後「ペリ」「アン コール」と続いて、当然ばてがくる。
PM 8:00 本番リハーサルの開始。演奏会進行の通りに進める。楽器の持 ち替えまで本番さながら。本チャンとの違いは、服装がズタボロであることと客 席全員が鉛筆を持っていること。降り番の曲は評論家になる。はっきり言ってめ っちゃ緊張する。愛のムチは大切なのです。
PM 11:00 待ちに待った鍋宴会の開始。開始の合図は「チンペリ」がもっぱ ら最近のトレンド。このころになると客人もお揃いになり、宴会はとどまること なく盛り上がる。時々我に返ると怖いこともある。腹が膨れて酔いがまわったこ ろに「たこ八」。もはやKFABの公認遊戯方法となった感が強い。
日曜 AM 7:30 前日同様に起床。リハーサルのアンケートの復習をしながら合 奏。降り番で五重奏。この日はたいてい眠い。一瞬の沈黙が増えてくる。そんな ときはちょっとコーヒーブレイク。
PM 4:00 解散。一部の小編成は居残り組。再会を約束して家路へ。明日 は仕事だ。あぁイヤだ。でも楽器を買うならエェーンやコォーラァっと。

どうです。あなたもこんな合宿やってみたいと思いませんか?
(1996.1.15)

    


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