動物占い(KFAB Version)
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●「目標志向型」「状況対応型」
例えば、1998年のサッカーワールドカップ。会社の同僚同士で休暇を取ってフランスに
応援に行く予定だったのに、旅行会社の不手際で観戦チケットがとれなったという場合など
です。ひとりは、「フランスに行ってなんとかチケットを手に入れる」といい、もうひとり
は、「しゃーない。会社に出て、テレビで観戦するか」と、いとも簡単に予定変更。日常の
生活の中には、これによく似た小さな状況が毎日のようにあるはず。この場合、一度決めた
目標を貫きたい彼は「目標志向型」、状況に合わせて臨機応変に行動を変えることができる
彼は「状況対応型」といえます。
●「自分軸」「相手軸」
例えば、携帯電話。学生、社会人に限らず、いまや誰もが持っていますが、その使い方は
さまざま。いつかけての留守録か「この番号は現在電波の届かないところに…」とテープが
流れるのは、自分の都合に合わせて使っている「自分軸」の人。電車の中ではOFFにしてい
ても、降りるやいなや留守録を確認。すぐコールバックしてくれるのが、「相手軸」の人
ということができるでしょう。
●太陽、地球、満月、新月に秘められた4つの分類
「目標志向型」「状況対応型」「自分軸」「相手軸」。この4つの傾向はバラバラに存在
するのではなく、リンクしてひとりの人の性格形成、行動洗濯に働きかけている。
人間の生きる環境に大きな影響を与える太陽、地球、満月、新月(満月、新月は同じ月
ですが、地球上に与える影響は大きく異なります)のもつ特徴に、この4つの分類を
立体的にあてはまると下記のようになります。
●地球グループ「目標志向型・自分軸」
人間の住む地球ですから、やはりこのグループの人は、庶民的な味を持っています。4つの
グループのうち、一番人数が多いのが地球グループの人。地に足のついた生き方を好み、
毎日の生活や仕事を大事に考えます。そして、それをお金や物などの形ある財産として手に
入れ、生活を向上させることを望んでいます。
すべての物事を合理的に進めたいという考えの持ち主で、その方面のバランスを取ることは
上手なのですが、すべてきっちり決められていて、うまく指示されないと動けないという
ような融通のきかない側面も持っています。何事につけ、勝ち負けにこだわるのも、この
グループの大きな特徴。
そんな地球にとって、太陽の人は、自分の力を引き出すためにも重要で、扱いやすい相手。
太陽をリーダーにすえて、自分が実験をにぎるという構図で大きな仕事ができます。
月の満ち欠けやその神秘性で、多大な影響を受ける地球には、満月、新月は気になる
存在。合理主義の地球の人にとって、満月、新月のもつ柔軟さや懐の深さは気持ちをなごませ、
頼りにできます。
●満月グループ「目標志向型・相手軸」
光り輝く満月は、控えめなつきのグループといっても、やはり輝きが違います。大きな集団
では、全体の流れに従っていても、身内の集まり的状況では、やはり目立つため、自然とリー
ダーになることが多いようです。
ただ、太陽グループや地球グループの人がリーダーになる場合と違って、和を大切にする月
のこと。暴君になったり、マイペースに物事を進めてしまったりはしません。一人ひとりの
考え方を尊重し、自分の望みによりメンバー全員の総意を優先させる柔軟な対応ができます。
そんな満月のリーダーがみんなに頼りにされるのは、当然です。大きな問題から、個人的
な小さな悩みまで、気軽に相談できる懐の深さに人望が集まります。
相手を問わずにうまく付き合っていける満月は、太陽にとっても、地球にとっても無難な
いい相性。けれど、月のグループの人は気づいていないかもしれませんが、地球は月を見かけ
以上に意識しているのです。
●新月グループ「状況対応型・相手軸」
満月と新月の違いはあっても、同じ月。この2つのグループは、もちろんその性質が似ています。
ただ、その姿通り満月よりもっと控えめな立場を好むようです。このグループの人が加わると
不思議と対立や争いごとのないまとまった仲間や集団ができていきます。
それは、ひとえに、新月の「忍耐の心」によってなされていること。場合によっては、自分
の意見を100%抑えて、まわりにあわせようとさえします。「人の和こそが一番大切」と
思っている新月ならではの対応なのです。そのおかげで、新月の人のまわりには、穏やかな、
落ち着いた人間関係ができあがります。
ただ、控えめすぎて、気持ちがわかってもらえなかったり、誤解されることも。でも、理解
してくれている友人たちは、新月の人の良さを知っているので、そんな立場になっても、援助
の手があちらこちらから伸びてきます。
まわりの人たちに、放っておけないと思わせるところがあり、面倒を見てあげたくなるような、
愛らしい魅力を持った人が多いようです。